あなたは人間関係に困っていないでしょうか?
もし、困っているのであれば今回の記事は必見です。
なぜなら、自分次第で人間関係の悩みから開放されることができるからです。
一般的に嫌いな相手から逃れるためには、距離を置くことくらいしか考えられていません。
しかし、実は心理学の法則を利用することで、意外な方法で解消することができるのです。
今回は、そのとても不思議な方法についてご紹介していきます。
嫌いな人がいるんですが・・・
あなたは嫌いな人はいますか?
特に職場の中にいることが多いでしょう。
直接関わらなくても「この人は嫌い」なんて思うことは多いはずです。
中にはそれが原因で悩んでしまい、会社を辞めたいと思ったり、実際に会社を辞めるケースもあるでしょう。
嫌いな人、なんとかしたいですよね。
相手を変えようとしても無駄
しかし、相手を変えようとしてもうまくいくことはありません。
実際に相手を変えようと試みた人も多いと思いますが、そのほぼ全てが失敗しているはずです。
なぜなら、相手は相手で自分のことが正しいと思っているからです。
変わるはずがありません。
それでは、どのようにすれば解決するでしょうか?
自分が変わる必要がある
相手を変えるのではなく、自分を変えることが重要になってきます。
「それは嫌だ」って思っていませんか?
「なんであんな嫌なヤツのために自分が変わらなければいけないのか?」
って考えがちですが、自分の内面を変えることができれば、結果的に相手が変わることもあるんです。
そうであれば、自分を変えてみることにチャレンジする価値はあると思いませんか?
シャドウとは抑圧された自分の欲求
このような自分の嫌いな人のことを心理学ではシャドウと言います。
「シャドウ=影」ということです。
つまり、自分の影のような存在が嫌いな人ということなのです。
要は、自分の中にある要素だということです。
自分の中にある要素で、さらにはそれを禁止・抑圧していたり、嫌っているから、その要素を持っている人を嫌いになるのです。
シャドウを統合することで関係性が変わる
ということは、自分の中にある嫌っている要素を変えることで、自然とその嫌いな人も気にならなくなるのです。
日常的に嫌いな人がいれば、その人のどのような部分が嫌いなのか明確にします。
そして、自分にもその要素があるのだと認めてしまいましょう。
認めることができれば、気にならなくなりますよね?
例えば、暴言を吐く人が嫌いなら
例えば、暴言をいつも吐いている人が嫌いだとします。
職場の中にいるので、いつも不快な気持ちになります。
しかし、よく考えてみると、自分の中にも暴言を履きたい気持ちがあり、それを無意識に禁止していたことに気が付きます。
そのため、自分も暴言を吐きたい気持ちを認めるのです。
自分の中で禁止をすることがなくなれば、気にならなくなります。
自分がこんなにもネガティブな感情をぶつけたかったんだと気がつけば、もっと自分をいたわれるかもしれません。
自分が変わることでなんとも思わなくなる
認めることで、今後その人を見た時になんとも思わなくなります。
「まあ、暴言を吐きたいときもあるよね」くらいになります。
そう、自分が変わることで、気にならなくなりました。
相手を変えようとしなくても、自分が変わることで問題って解消するんです。
相手が変わることもある
また、このような場合もあります。
不思議なことですが、自分が変わることで相手も変わることがあります。
無意識的に自分の中に変化があるので、それを察知して相手も変わっていきます。
また、ユングの集合的無意識の理論からも、全てはつながっていますので、相手が変わることがあるのです。
これはとても面白いですね。
引き寄せの法則とか類友の法則のように、同じ性質を持ったものがくっつきます。
そのため、相手が嫌であれば自分が変わってしまえば、自然と相手も変わることがあるのです。
相手がいなくなることも
また、これも不思議なのですが、自分が変わることで相手がいなくなることもあります。
職場であれば、その人が会社を辞めたり、他の部署に移ったり、転勤したりします。
信じられないかもしれませんが、このようなことが起こるのです。
自分が変わったことによって、相手がその変化について来れない場合は、いなくなるという結果になるのでしょう。
不思議ですが、これが引き寄せの法則・類友の法則でもあります。
おわりに
シャドウは、心理学では当たり前なのですが、一般にはまだ知られていないため、今回お伝えしました。
人間関係で困っているのであれば、ぜひとも自分の中にある相手の嫌な部分を認めることからはじめてみてはどうでしょうか?